風俗の研修の巻【その19】

夜中にこんばんは♪
マキです。

昨日は節分でしたね♪

そして今日からは、またもや寒気が戻ってくるそうで…。
寒いの苦手…。(> <)

早く春になって欲しいものです(でもそれはそれで花粉症持ちなので辛いかも(^ ^;))

【その18】の続きからです♪

彼岸花

「とりあえず、頑張ろう……♪」って思えた後…

浅田さんに貰った優しい言葉で、「もうちょっと頑張ろう」って思えた私。

『研修の続き、お願いします』って言った後、トイレに行きたかった事をふと思い出す。

 

『すみません、お手洗いに行って来てもいいですか?』

『うん、モチロン。さっきお客さんのお出迎えをした階段のところを真っすぐ行ったらあるからね』

『ハイ、行ってきます!』

待たせてはいけない!そう思って、ダッシュで行ってこようとしたら、

『あっ、マキちゃん、マキちゃん!(笑)』
と浅田さんに笑いながら呼び止められた。

 

『…ハイ?』

 

部屋のドアを半分開けながら振り返ると、浅田さんがこっちを指差しながら

 

そのままで行くの?(笑)』

と聞いてきた。

 

(あっ、裸にタオル巻いてるだけだった事を忘れてた(^ ^;))

 

急いでドアを閉めて、ドレスを手に取る(笑)

 

『…うっかりしてました(笑)』
笑いながらサクサクッとドレスを着る。

『いや、僕はいいけどマキちゃんが恥ずかしいだろうと思って(笑)』
と笑いながら、慣れた手つきで浅田さんが背中のファスナーを上げてくれた。

『あ、ドアを少し開けて、もし他の女の子がお出迎え中とかお見送り中だったら、鉢合わせしないように気をつけてね』

『ハイ、わかりました』

 

今度こそ、ドアを開け、外の様子をちろっと伺ってみる。

(うん、誰も居ない。大丈夫そう…)

ドアをそっと閉めて、ササッと歩く。
階段を通り過ぎ…

 

(お手洗いはあそこか)

 

お手洗いのドアの前に立った途端にドアが開いてちょっとビクッとした。

『あ、ごめんなさい!』

中から出てきたのは、細身で小柄な女のコ。
化粧も薄目で、可憐な雰囲気が、まるで堀北真希にちょっと似た感じのコだった。

『いえいえ、こちらこそ』
と、とりあえず謝る。

その女のコは、ささっとお手洗いの近くの部屋に消えて行った。

(可愛いコだったなあ…。全然こんな仕事をしてるように見えない感じ…)

そんな事を想いながら、お手洗いに入る。

そこでもやはりチェリーの甘い香り(笑)
どうやら、店の全体がこの「チェリーの匂い」で統一されているらしかった。

用を足し、手を洗いながら鏡で自分を見る。

普段は絶対着る事の無い黒いドレスを着た自分。

シャワーとお風呂の連続で、湿気にやられた前髪がなんだかナマナマしい…。

 

(こういう服を着るなら、もう少しメイクをした方がいいかも)

 

そんな事を冷静に思いながら、今来た道を引き返して、浅田さんの待つ部屋に戻る。

『ただいま帰りました』

『おかえりー』

『ねえ、浅田さん』

 

私は、さっき出会った女のコの事に興味があった。

 

『お手洗いで、他の女のコに会いました。すごく可愛らしい顔立ちの、
ちょっと堀北真希風の女のコ。グリーンのワンピース着てました。誰かわかります?』

『あ、キョウコちゃんだね、きっと』

『すごく可愛いコですね、なんか私、一瞬見とれちゃいましたもん(笑)』

『彼女が、この店の今のナンバー1なんだよ』

多分、私が席を立っている間にまた吸っていたのであろうタバコの煙を吐き出しながら、浅田さんが言う。

 

(なるほど…、可愛かったもんなあ…!)

 

『ねえ、浅田さん。ナンバー1とか、そういうのがあるって言う事は、こういうお店って、例えばノルマとか…あるの?』

そういえば気になっていた質問を投げかけてみた。

『ノルマ、っていうのは無いけど…』
浅田さんがまた半分くらいでタバコを灰皿に押し付ける。

 

『でも、月別にトップ3に入れば、ボーナスがあるよ』

『なるほど…。』

『あと、待機室で壁、見なかった?』

『……?壁ですか…?いえ、わかりません』

『そっか。待機室の壁に、在籍している女のコの名前と本数をグラフにしたものが貼ってあるから、あとでみてご覧』

 

(えっ…そんなのあるんだ(^ ^;))

 

『そんなのあるんですね…!あまりにお客さんが付かなかったら、クビ…とか?』

 

そんなルールがあるなら、私は1ケ月後に生き残れる自信が全くなかった(笑)

 

『あ、そういうのはよっぽど目に余らない限り無いから大丈夫(笑)』

(よかった…)

『ただ、本数…あ、“お客さんが一人つく”ことを“一本”って単位で呼ぶんだけど、本数が多ければ多いほど、お給料の単価もちょっと上がったり、逆に下がったりもするよ』

『へえ…』

『まあ、その辺りの詳しい事はまた後から話そうか…』

浅田さんが立ち上がって、私の背中のファスナーを降ろす。

 

『じゃあ、いよいよ終盤。ロングコースのベッドサービスの研修をやるからね』

続きます♪

コメントを残す